シャープが危ない。台湾企業との提携によって経営危機乗り越えようとしている。
今回の事態を招いたのは4500億円に登る新工場の建設負担と稼働率の悪さだ。
人は成功体験があると引きずってしまって経営を誤る。
シャープと言えば亀山ブランドになった成功事例がある。
液晶を選択し、経営資源を集中させたまでは良かったが
その成功体験が購入者の心理までは読みきれなかった。
いくらいいものだからといって狭い日本で50インチのTVは必要ない。
せいぜい37インチまでだ。
ここを外国勢に突かれて売れなかった。
選択と集中は中小企業にとって必要不可欠だ。
今は大手がやる。そうなると中小企業は勝てない。
しかし、消費者があっての経営だ。
そこに消費者心理が存在しなければ失敗する。
シャープは良いお手本になった。